少林寺拳法に出会い、人生が大きく変わった。もともと自ら周りを引っ張ることや先頭に立つことはしないようしてきたが、自ら望まなくとも、そのようになるようになった。
目の前の問題から逃げる・避けることを嫌い、思ったことははっきりというようになった。
それが「人が変わる」ということと実感しています。
多くの人にそれを伝えるきっかけを作ることができる立場は、やはり「道院長」ではないかという思いから、遅咲きではありますが、道院長をさせて頂いています。
みんなが、同じことをできるわけではありません。
個々のスキルに合わせた指導を心掛けています。
時間をかけて一人ひとりに向き合うよう努めています。
しかし、そのため、一人に費やす時間がかかり、気づいたら稽古時間が無くなることもしばしば・・・
できれば、多くの仲間が集う場所にしたいのですが、現在指導者が少ないため、全員に手が届く範囲で活動しています。
経験者が増えれば、仲間を多くすることができるので、いずれ指導者になれる人の育成のため頑張っています。
理想としている道院は、拳士同士がお互いに協力してできる道院を目指しいています。
とにかく、拳士全員個性的です。しかし、道院長に似て(?)とてもおとなしい子が多いです。
うるさいぐらい元気な拳士になってもらえるよう日々努力しています。
しかし、「やるときはやる!!」みんな隠れたやる気を秘めた拳士でいっぱいです。
拳士の転勤・転校が多い町なので拳士の出入りが多いため、人数が少ないながらも、元気よく楽しい道院です。
道院長のモットーの「当たり前のことが当たり前にできる」を怠った時は、厳しい言葉がありますが、普段はとても面白い道院長のもと、和気あいあいと稽古しています。
一人ひとりに寄り添った稽古が上富良野道院の特徴ではないでしょうか。(30代拳士)