日本歯科大学新潟歯学部の少林寺拳法部に入部しました。
卒業後旭川北道院に転籍しました。そこで改めて少林寺拳法を学び、いつか自分で道場を開きたいという気持ちが強まりました。
少林寺拳法を通して、少林寺拳法の技術だけではなく、自分に対しての自信、人に対しての優しさや思いやりを持った拳士を育てたく今井先生の後を引き継ぎ、道院長となりました。
良い教師とは、意味のあることを、熱意をもって上手に教えることである
by 2021年 静岡産業大学, 経営学部(磐田), 教授 小沢治夫。
をモットーに、物には必ず理由があり、「なぜ?」が必要。同じ名前の技なのになぜ二通り仕方があるの??
(1,必ず理由がある。2,開祖が間違って作った。3,複雑にしてより高度な稽古をさせようとした。どれだ!!)
ただやり方を教えるのではなく、自分で修正して正解に辿り着くこと、間違いや修正するべき個所を見逃さない目を養うことを心がけています。
雰囲気が良く、勢いがあって、その結果歓声がわき、称賛の声が挙がり声援があり、教えあう姿があり、行くことが楽しみになる道院。
先日小学生の頃から来ている門下生が大学に受かり、その送別会で「この道院は自分の居場所」という表現をしてくれました。
また小学3年生の子は昇級の宿題で「強くなりたい」とお父さんが何でと聞くと「将来少林寺拳法の先生になりたい」とそんな門下生がたくさんいる道院を目指しています。
入門式、開祖忌法要などの儀式は勿論ですが、納涼会、納会、合宿、演武会、お勉強会、サクランボ狩りなどなど行事や遊びを(酒行)を企画して仲間意識を深めています。
その他には広報活動の一環として、ヨサコイチームとのコラボレーション企画でかみどんに出場したり、旭川東道院陸上部が旭川マラソンを3キロ走ったり、旭川東道院美術部が「師匠と弟子の3人展」というグループ展をしたり盛り沢山な企画に門下生が振り回されている感満載の楽しい道院です。
合掌
私が始めたきっかけは、子離れのため自分自身に目を向けようと思った事です。
複数でも、個人でもできて、長く続けられる趣味はないかな?と探していたところ、少林寺拳法と出会えました。
突く、蹴る、投げられるなんて今までした事がありません。
そんな非日常生活の体験が、すっかり面白くなりました。
一つ覚えては、一つ忘れの繰り返し。それでも先生は、根気よく「ここまでは分かる?次ね」と技を分解して説明してくれます。そんな私も黒帯になり、幼稚園児を教えられるようになりました。
大人になり、何かを始める事は凄く勇気がいりますが、私は一歩踏み出してとても良かったと思っています。
結手