私は、小学校3年生の時に入門し、師から強い影響を受け、少林寺拳法部のある高校を選び、卒業後は日本少林寺武道専門学校(当時)に進学、その後、カナダの支部でお世話になり、2011年より道院長になりました(小学生の頃にはもう既に「道院長になる」と言っていたようです)。
私自身が少林寺拳法を通じて経験させていただいたこと、金剛禅の教えから学び感じたことを、微力ながら後輩達へ伝え、少しでも良い影響を与えることを目標に、そして、亡き師の意志を承継するという責任と、報恩の思いを抱きながら、現在まで道院長を続けております。
指導中は常にポジティブな言葉を掛けることで、拳士達が楽しくやりがいを持って修行に取り組むことができるよう心がけております。
また、拳士それぞれの想いや修行の目的、個人個人の目標を尊重するとともに、設定する目標は明確なものとするよう助言した上で、達成に向けた努力をサポートし、各々の個性・特性を活かしつつ、それらを最大限引き延ばせるよう、工夫して指導にあたっています。
そして何よりも大事なこととして、拳士達にとって篠路道院が、家庭や学校、職場等以外のかけがえのない「居場所」となるよう、指導者一同、念頭に置いて日々の指導に取り組んでおります。
私が道院活動で大事にしている理念は“継続は力なり”です。
その為、ただ漫然と決められた技を修行するのではなく、楽しんで技の修行を続けられること、そして、各々の拳士がそれぞれの目標を持ちその目標達成に向け、稽古も行事も全力で取り組み続けることができる、そのような道院を目指しています。
小・中・高・大学生から社会人拳士まで、それぞれの年代の拳士が一定数在籍しており、幅広い年代層が同じ空間で、世代の垣根無く共に稽古に取り組むことができる、アットホームな雰囲気が持ち味です!
加えて、通常稽古のみではなく合宿や演武会などのイベント開催にも積極的に取り組んでおり、そのお陰か、入門してから長い期間、継続して札幌篠路道院に在籍してくれている拳士が多数おります。
そして何よりも、道院長が本山で経験したことや得た技術を、直接学び体感することで、少林寺拳法の正しい教えとしっかりとした技術の修行に取り組むことができる、それが札幌篠路道院の一番の特徴です!
私は体験見学した時に拳士の皆さんが真剣にする姿を見て「すごいなぁ」「かっこいいな」と思い体験を重ねることで楽しい!できるようになってうれしいと思って始めました(小学生女子)
道院には上手な先輩がいて自分ももっと上手になりたいです。大会やお祭りで演武をしたりとても楽しく活動しています(小学生女子)
僕は黒帯を目指して頑張っています。合宿が楽しいです。あと道院長が暑い日に買ってきてくれるアイスが最高です。(小学生男子)
高校の少林寺拳法部と道院を兼籍しています。兼籍したことでより少林寺拳法に興味が持て、少林寺拳法を初めて自分が少し積極的になったと自分の変化に気づきました。(高校生)