前回の修練で少年部の学科指導の素材として、下山真二『子どものための護身術』を思い出して、2年生の見習拳士に読ませてみたところ、良い感触を得たので、本日の修練でも前回の続きを読ませてみた。著者が少林寺拳法の拳士で教員であるという背景から、子どもにとって大切なことがらを簡潔に整理して説明している。出版からかなり年月が経っているが、ポイントは古びていないと思う。
イラストも可愛い絵で親しみやすい。対象の拳士が本を好むタイプなので、読本の副教材として活用できる。しばらくは毎回少しずつ読ませていこうと思う。